マイペースなandroid勉強日記

システムエンジニアをやっています。いつの間にか家電ブログになっちゃいました。

WindowsにGoogle Androidの絵文字(黄色スライム君)を追加出来ないか調べてみた

私はスマホAndroidを使っています。
ふと、Androidの絵文字をWindowsとかで使いたいなと思いました。

ただしWindows全体に影響は出したくなかったので、例えばwordやexcelのようなアプリ内で1つのフォント扱いとして必要な場合のみ使えないかな~と思い調べてみる事にしました。

結論から言うと、白黒バージョンなら簡単に追加出来る事が分かりました!

 

Googleで使われているフォント

Androidで使われているフォントはGoogleオープンソースで公開しています。

https://www.google.com/get/noto/

 

Notoとは何ぞや?と思ってWIKIPEDIAで調べてみたら、、
>コンピュータで表示できない文字が□(豆腐)で表示される事が多く、すべての言語に対応したフォントを開発することで"豆腐"が現れることがなくなるようにという意味を込めてNoto(no more tofu)という名称が付けられた。
なるほど、豆腐が由来だったんですね。

 

Google絵文字はWindowsに対応していない?

今回の目的である絵文字は以下ページに公開されていました。

・Noto Color Emoji
 https://www.google.com/get/noto/help/emoji/

 

が、よくみると、、

> Noto Color Emojiは、最新のUnicodeバージョン(v10.0)で定義されているすべての絵文字をサポートしています。このフォント形式はAndroidLinuxでサポートされていますが、macOSまたはWindowsでは機能しません。(※機械翻訳

  

あれ、Windowsは対応していないみたいです。本当かどうか試してみることに。『NotoColorEmoji.ttf』をダウンロードして、右クリック⇒インストールしようとしてみると、、確かにエラーになりますね。

 

そもそもなんでmacOsWindowsは対応してないんだろう?という事で背景を調べてみたら、GoogleAppleMicrosoftでそれぞれ違う規格を提案している事が原因みたいですね。残念!

 

<絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第5回--絵文字と日本マンガの親密な関係>
https://japan.cnet.com/article/20398174/

 

<NotoColorEmoji.ttf not a valid font in Windows #43>
https://github.com/googlefonts/noto-emoji/issues/43

 

■白黒絵文字はインストール出来た!
先ほどのGoogle Noto Fontsのサイトで白黒の絵文字フォント『NotoEmoji-Regular.ttf』が見つかったのでこちらも試してみた所、こちらは普通にインストール出来ました。

 

試しにwordを立ち上げてフォントを「Noto Emoji」に設定し、他サイトからコピペした顔文字Unicodeを貼り付けてみると、おお、白黒だけどちゃんと表示されていますね。絵文字のイラストはAndroid4.4時代のスライム君絵文字ぽい。

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wordに絵文字を表示させてみた


■カラー絵文字も頑張ればインストール出来るみたいだが、、
カラー絵文字をWindows用にビルドしてインストールしている人も見つけましたが、
Windows全体に影響が出そうなので、今回はここまでにしました。


■おまけ
ちなみに、EMOJIPEDIAっていうサイトがあって、各コンピュータでの絵文字一覧が載っています。

 

例えばAndroidの4.4時代の絵文字はこちら。
https://emojipedia.org/google/android-4.4/
スライム君かわいい(笑)